1人目妊娠中◇バンギャで腐女子な30代前半妊婦ブログ

初めて育児に右往左往しまくるバンギャ腐女子のブログ

初めての妊娠・出産・育児で不安だらけの中、考えたことや学んだことを書いています。

無痛分娩のはずが、だいぶ痛かった…出産体験記録

妊娠後期は特にトラブルもなく、平和に過ぎたので、ネタもなく更新せずでした^^;

あ、検診の内診が痛かったくらいかなw

そんな私もついに出産し、初めての育児の忙しさと疲労でブログを更新する気になれず…

でも産後3ヶ月経った今、さすがにそろそろ記録しておかないと忘れそうなので、私の出産について残しておきます。

まず、私の出産は、無痛分娩のはずが、麻酔が一部分にしか効かず、思ったよりも痛かった!!滝汗

それでも、あれだけ恐れてた出産を、こんなどうしようもない弱メンタルの自分でも乗り越えることはでき、こうしてブログにまで書けています汗汗笑

陣痛の始まりは、早朝にやって来た…

 

■5:00

赤ちゃんがまだ下に降りてきてないため、予定日過ぎに計画無痛分娩で入院予定だった自分。

が、まだ産まれないだろうと余裕をこいていた予定日1日過ぎの早朝、軽い腹痛で目覚める。しかも、おさまらない。

 

あれ…?と思っていたら、それなりの出血が…!!

これは絶対に産まれる前兆のあれだと確信し、パニクりそうな精神を抑えながら、病院に電話。

痛みも10分間隔な気がするため、とりあえず来てと言われ、陣痛バッグを最終確認し、陣痛タクシーに電話をするがつかまらず、普通のタクシーを呼ぶ。

もう、ここまできたら、ついに始まってしまったのなら、慌てても仕方ない…流れにまかせるしかない…

 

・緊張で軽く吐きそうになりながら…病院到着

■10:00

もう慣れてきた内診で、子宮口は3センチになってる、お産進んでる、と言われる。無痛分娩にはできると言われ、とりあえず安心する。

NSTで状態確認へ。ここで、痛みは普通の生理痛並みに。

NSTの結果、入院しましょう、と言われる…! ついに、恐怖の陣痛室へ……

色々なお産グッズが入った巨大なバッグを渡され、パジャマ的な服に着替える。

 

ここで、不安がピークに達する。

ベソをかきながら、スタッフの人に泣きつく……。。

私「…あの…不安で、死にそうです…」

優しいスタッフさん「なあに~、大丈夫よお~!」

と明るく背中を叩かれ、その優しさに余計泣きそうになる…。。でも、ここで泣いたら号泣してしまい収まりがつかなくなりそうだったため、なんとかこらえた…w

(不安だ、なんてベソかけるうちが花だと後々気づくのだが…w)

 

■11:00

何度か内診をする。あまり進んでない、時間かかるかもね、今日中に産まれるかわからない、と言われる。(結果、思ったほど時間はかからなかったのだが…)

 

内診はやっぱりそれなりに痛いが、ついにお産、始まってしまったため、内診が痛くてイヤ~なんて言ってられないメンタルに…

 

・トラウマ陣痛食、登場

■12:00

昼メシの時間になる。…ここで、出る!!トラウマ陣痛食が!!ww

 

説明しよう。陣痛食とは、陣痛室の妊婦用に作られる、簡素な食事のことである。

その内容は、具無しのおにぎり、ちょっとしたおかず1品、ゼリー飲料のみ。……お気づきだろうか。そう、1食分としては、量が少ない。

その理由は、、、痛みで、メシなんて食ってられないからである、、、泣泣ウアアアアン、、、怖いよお、、w

(今でも、具無しのおにぎりとゼリー飲料を見ると陣痛室を思い出しますw)

 

食事が運ばれて来た時点で、生理痛並の痛みだった私は「なんだ、昼メシとしてはちょっと少ねぇなあ」なんて余裕こいていたんですが、、食べているうちに、徐々に痛みが強くなり、、、緊張も相まって、このとき出た肉のおかずなんて、全然食べられない!!泣おかずなんて食ってる場合じゃない、、

でも、食べないとそれもしんどくなりそうだし、なんとか味のないおにぎりとゼリーを食べる…。。

 

陣痛中では、箸を持っておかずを食べることなんてできない。そのため、具無しの質素なおにぎりと飲みやすいゼリー飲料が最適なのだ、と学んだ…。。

 

■13:00

出血が増え、痛みも増す。

ここまで、お産パッドの巨大さに(こんなデカイの必要なの?)と思い、普通のナプキンをつけていた私。ここでもナメてましたねwお産パッドは必要があるからあんなにデカイんですよw

 

・分娩室へ……!無痛処置を行う

■13:30

分娩室に移動……! ついに来てしまった、もう戻れないんだと悟る。

無痛の処置へ。無痛処置もめちゃくちゃビビって身体が硬直して変になりそうなほどだったが、背中に少し嫌な感じが走っただけで、大したことなく終わった。ああ良かった…いや、ウン、まあ、この時点じゃ本番はまだ何も始まってないんですけどねw

 

痛みが耐えられなくなったら、麻酔開始とのこと。

ヨッシャ、これで、もっと痛くなっても、今まで見てきた体験談のように「麻酔を入れた瞬間スーッと痛みが軽くなり、本当に救われました」状態にいつでもなれる準備が整った。ヨシコイ痛み。

そう思っていたこのときの私を、後にバカだったとぶん殴りたくなるなんて、このときは思ってもいなかったんですけどねwハハw

 

■15:00

強い生理痛が定期的にくるが、いつでも麻酔を入れられるんだから、と我慢する。

 

分娩台が固くて、腰痛持ちの私は横になっても座っても辛い。お腹痛いのに、寝にくい分娩台にいなければならないのが地味に辛い。

痛みの合間に、出されたおやつをなんとかたいらげる。

 

■16:00

定期的な間隔で来る痛みが、生理痛を超えた強さの痛みになってくる。声も出せず、うずくまる感じ。(まあ、まだまだ序の口なんですがね…w)

 

痛くない合間に体勢を変えたり、夫や友人に実況中継&泣き言の連絡を大急ぎで送ったりする。

隣室からは、他の子の産まれた声が聞こえる。ふにゃあああ、ふにゃあって、子猫そっくりの声だ。さらに他部屋からも聞こえる産まれたて赤ちゃんの泣き声だけが、痛みと不安に苦しむ自分の癒しだった。

もうすぐ、私も、あの声を間近で聞けるの?信じられないな、アハハ…

 

このとき、壁に貼ってあったミルクのポスターに書かれてた「オステオポンチン」(なんかミルクの成分らしい)がなんだか間抜けに思えて、痛みが来るたび壁に目をやると「オステオポンチン」「オステオポンチン」ポンチン、ポンチン…ああ、ポンチン、ポンチンって何なんだろう…という思考に集中して痛みから意識を逃そうとするww

(後々、ミルク缶の「ポンチン」の文字を見るたびに、分娩室のあのポスターを思い出すはめにw)

 

・陣痛中に発熱;

■17:00

ここで、1つめのまさかの出来ごとが起きる。陣痛室にいたときから、微熱のような症状があり、それが強くなる。

まさか、こんなときに風邪?いやそんなわけない、陣痛でおかしくなってるんだ、そうに決まってる。

スタッフに伝え熱を測ると、37.8度。やっぱり。陣痛での発熱はあまりない、と言われる。(が、後で他のスタッフに、陣痛でも発熱することあるよ、と言われる。どっちだwスタッフにより言うことが違うwこのとき、陣痛中の発熱はたまにあることよと言ってもらえてたら少しは安心できたのにw)

 

まさかの熱で、コロナ検査をされることに…泣

いやいや、まじで? これ、もし今コロナ陽性とかって出たらどうするの?病院中大騒ぎになって大変なことになるよね?私、ここで産めるの?どうなっちゃうの?泣 状態。

痛み+コロナ疑惑の不安で二重苦を味わうはめに。陣痛中に発熱することはないのか?痛みの中、ググりまくる…

 

結果、コロナは陰性だった。

やっぱりそうじゃん!やっぱり陣痛で体おかしくなってその熱だったんでしょ!コロナのせいで余計な不安を味わった。ほんとコロナくそです(^^)

 

・麻酔を投入するも…痛みが引かない!泣

■18:00

陰性の安心もつかの間、お腹は、うずくまるほどの痛みに…。

夜勤の先生が来て、ついに麻酔を入れる。

が、、、定期的にくる痛みが、減らないどころか、どんどん増す!!大泣

大勢の無痛経験者がブログとかで書いてた、痛みがすーっと消えて…なんて、一切ない!泣

 

30分後、スタッフに痛みがまったく和らがないと伝えると、「まだ麻酔が回ってないのかも、もう少し待ってみて」と言われる。

さらに30分待つ。が、痛みは楽にならないどころか、どんどん酷くなる。

 

ちなみに、無痛分娩で「完全な無痛」にならないことは百も承知している。事前説明でも、10の痛みが約3割になると聞いており、痛みが少しでもマシになればいい、程度に思ってた。

だが、痛みは1ミリもマシにならず、どんどん強まる。

次第に、笑えないほどの痛みに…

 

なぜ、麻酔が効かないのか?「無痛分娩 麻酔 効かない」などで必死にググるも、もう痛みがやばすぎて、ググるのを諦める、、

 

さらに30分経っても痛みが増し続け、これは麻酔効いてないな、と確信。再度、スタッフを呼ぶ。

 

麻酔を追加してもらう。すると、肛門あたりが麻痺したような感覚に…!

が、お腹の痛みはというと…やっぱり楽にならない!!泣泣

 

お腹より下側には麻酔が効いてるのに、なぜ、お腹には効かないのか!?

痛みのあまりうろ覚えだが、再度スタッフに、激痛が増し続けてまったく痛みが減らないと伝えても、これ以上麻酔を打つと体に悪いから打てない、的なことを言われたような…

なんで麻酔が効かないのかを聞いても、わからない的な感じだったような…

ここで、なんで麻酔効かないの!?とパニクったりスタッフに詰め寄ったりしたら、メンタルに悪そうだし、それに痛すぎて麻酔効かないことに怒ることもできない。w

 

痛いです助けてください、とばかりにスタッフに救いを求めるが、

「痛いねー、でもまだまだ序の口だよ」

と言われる、、!!

痛すぎて、まだまだである事実に悲観したりイラついたり怒ったりすることもできず、返事をすることもできず、うずくまるしかできない。www

 

とにかく、なんでかわからないが、麻酔がお腹には効かないようなので、もう麻酔に希望を託すことを諦める。

 

どこかの途中で、まだ痛みが序の口のためまともな思考と会話ができていたとき、私は呑気にも「消灯は何時ですか?私は何時に寝るのでしょうか?」とスタッフに聞くと、「いや…眠れないと思うよ」と言われる。

まだその意味がわかっていなかったおバカの私は、

眠れないって、一体何のこと?なぜ眠れないの?夜は寝たいんだけど?

と思ったが、後に、眠れるわけなんてないことを思い知るw

 

そして、痛み、どんどん増す。痛すぎて声も出ず、うなることもできない状態に。生理痛なんて比じゃない、この前の結石の痛みも比じゃない…

 

■21:00?くらい、もうわからないw

ここまで、ソフロロジー本で読んでた、息をフウーっと吐く戦法で耐え忍んでいたが、ついに、痛すぎて息を吐くこともできなくなる。先輩ママが言ってたとおり、息もできない状態に…

 

ただ、陣痛なので合間に痛くない時間があるのが救い。

必死の形相で、痛みの合間に、どうにか痛みが少しでも楽になる方法は!?とスタッフに詰め寄る。もう敬語も使えなくなる。

「ンッンッ」と言いながら呼吸をしてみて、と言われる。

痛みが来たとき、たしかにその呼吸をすると、ほんの少しだがマシというか気が紛れるというか…

それでも、

「産まれるには痛みまだ足りないね」

と言われる……

もう、そのことに絶望する余裕もなく、返事もできず、ただただ痛みに耐えながらンッンッンッンッと言い続ける……

 

分娩台横にある画面の波と数値が上がると、痛みも上がる。波が上がり始めるのが恐怖に…

 

コロナ対策のため、付き添いは誰にも来てもらえない。スタッフもずっといるわけじゃなく、いない時間のほうが多い。

痛みの波がくるたび、一人でンッンッ!ンッンッ!ンッンッ!!と言いながら耐える。

一人で、何度も何度も、痛みの波を、今まで生きてきてやったことのない奇妙すぎる声を出しながら耐える…

(ただ、ここに夫がいたとしても、痛い痛い!と訴え続けて余計パニクってたかもしれない。なんでも言える夫がいたら、麻酔が効かないと怒ってしまい余計メンタルが悪くなってたかも。一人だったから、逆に冷静に耐えられたのかもw)

このとき、先輩ママが励ましの連絡をし続けてくれたのは本当に嬉しかった…

 

■たぶん22:30頃

今度は、突然、腰にとんでもない痛みが来る…!!

腰が、ズガアアン!ズゴオオン!といった感じに痛む。まさに爆発しそうな感じ。お腹+腰の二重苦になる。

無痛分娩だ麻酔だなんて言っていたのが、遠い記憶に思える。w

 

・ついに、産まれる準備開始

いよいよ、もう何がなんだかわからない状態になる。出血も増える。ここで、ナースコールしていいのか迷ったが、押して正解だった。

診てもらうと、「そろそろ産まれるよ」と言われ、機械などの準備が始まる。

 

ああ、やっと、やっとだ、やっと終わるんだ、と安心する反面、腰とお腹の痛みはさらに強烈になる。

もっと楽になる方法はないの!?お願い教えて!!とスタッフに乞うと、声を ンーッンーッにしてみてと言われる。

たしかに、もう痛すぎてンッンッと言うこともできない中、ンーッンーッと言うことはできたため、ンーッンーッと言い続ける。

が、それでも痛いのは痛い。

もっと楽になる方法は他にはないんですか!?と聞くと、ない、と言われる。w

私はもう、ンーッンーッという奇声で耐えるしかないんだ、、、

 

生理痛の50倍+爆発的腰痛が、定期的に襲う。

痛くない休憩時間があるのが本当に救いだが、波が来るのが恐怖。

だが、波は容赦なくやってくるため、ンーーッッ!!と奇声をあげながら耐えるしかない。

恥ずかしさとかそんなことを考える余裕はない、どれだけ奇妙な奇声であってもそれを発して少しでも耐えるしかないw

ここで、もし、奇声を超えるような奇行をすれば痛み楽になるよ、と言われたら、迷わず全力でやっていたw

 

■23:00

なんかわからないが、「はい破水しましたー」と言われる。破水、何の感覚もなく終了w

 

うろ覚えだが、いきんでと言われていきみ始めたような…

激痛の中、ンーーーッッ!といきみ、息を吸ったほんの一瞬だけ、痛みが楽になる瞬間が…!

色々と限界突破しそうだったが、この、息を吸ったほんの一瞬の楽な瞬間を感じると、まじでやばすぎるけど、この一瞬の楽が毎回あるなら、なんとか、なんとかかんとか乗り越えられるかもしれない、と思う…!

 

■23:30 産まれる15分前

この、産まれるまでの15分だか20分だかがとてつもなく長く感じた。

痛い波が来たら、レバーを握っていきむ!

 

幸い、お腹より下には麻酔が効いているため、そのあたりの痛みがないのが本当に救い。

いきみ方、よくわからないが、なんか力を込めていきんでみると、上手、と言われる。合ってるのかよくわからないが、いきみ続ける。

 

「終わっちゃえば痛みはなくなるから」と言われるが、終わった後のことなど考えられない、とにかく今を乗り切ることで精一杯。

 

ついに「あと4回いきみで産まれる」と言われる。

あと4回、あと4回………あと4回もあの激痛に耐えるなんて恐ろしいが、あと4回、あと4回と言い聞かせ、波を乗り越えていく。

このあたりで、先生と追加スタッフが登場。

ああ、いよいよ、いよいよ、いよいよ産まれるのね……

 

会陰切開する、と言われる。大勢の先輩ママが言ってた通り、もうどうでもいいから早くして早く切って!という感じww

半分パニックだが、完全なるパニックに陥ることはなく、まだ正気は残る。

あれだけ恐れてた切開は、カッターでなぞられる程度の痛み。w腹部と腰の痛みに比べたらどってことないw

 

暑い、暑い、そして痛い、痛さをこらえるために歯をくいしばっているため、アゴまで痛い。

顎関節症で痛い目にあったことのある私は、ここでアゴまでいかれたらまじでやばいと思い、くいしばりは控えようとするもそれも難しい。

アゴがいかれないことを祈りながら、耐える、いきむ

何度も言うけど、麻酔が効いてる膣と肛門周りは痛まないのが救い

 

そして、もうあと何回いきむのかも忘れて、いきんだ瞬間、色々なことが猛烈な中、

「見て見て!!!」

と言われ、下を見ると・・・

 

血液まみれの、赤子が・・・!!!!!!

 

えっっ!?!?

 

オギャー!!ゴボゴボ!オギャー!

 

泣いた!!!赤子が、泣いてる!!

 

羊水を飲んじゃってて、なんか溺れてるみたいな泣き声だけど、泣いてる!

腹の中に10ヶ月もいた生き物の声を、初めて聞いた瞬間!!!!

 

そして、赤子、保育器に乗せられた!

 

なんと、私のほうに顔を向けて、私の顔を、じっと見てる!!

 

たまたまこっちを向いてたのかもしれないけど、とりあえずこっちを向いて、しかも、目まで合ってるようだ!!!

 

不思議そうな、キョトンとした顔でこちらを見る赤子。

私も、不思議そうな顔で赤子を見る。

 

産ま、れた・・・!!!

 

そして、後処理が始まる。ここからは、ここまでの壮絶さに比べたら大したことない工程w

 

胎盤を出すため、お腹をめっちゃ押される。まあまあ痛いが、赤子のほう見ててねと言われ、そっちに意識を向けて耐える。

 

赤子と見つめ合う。とてもかわいい……

 

ただ、まだ色んな痛みはあり、アフッアフッとかヒーヒーとか変な声を出しながら乗りきる。w

 

恐怖してた縫われる工程は、怖いからほとんど見ないようにして乗り切った。

縫われる痛みは、ここまでの痛みに比べたら大したことない。 なんか、とんでもなく太い糸だか針だかがチラチラ見えたような気がしたが、最後まで見ずに終えるw

体がぶるぶるガタガタ震え始める。色々と酷使しすぎたことによる謎の痙攣。しばらくすると治まった。

 

・初めての出産、無事終了!!

そして、後処理が全部終わり、ついに、赤子を抱く瞬間が……!!

腕に乗せられた赤子は、小さい、本物の人間の触感。ほっこり…………

私の顔を、まん丸の目で覗き込もうとする赤子。目がくりっとしててかわいい。私なんかの顔を、首を上に向けて不思議そうな目で見てくる赤子が、かわいくて尊すぎて、うん、本当に尊い尊い……

 

写真を撮ってもらう。

危なかったのが、スマホの充電が切れる寸前だったこと汗 抱っこする前にも残りの充電がギリギリあったため、貴重な生まれたて写真をなんとか撮ることができた。

そんな余裕ないかもだけど、充電が切れないようにしとくの大事…

 

そして、しばらく赤子と2人きりに。軽く放心状態の中、夫とビデオ電話し、なんとか写真を送る。

 

スタッフが来て、赤子は別室へ。色々説明を受け、分娩台から降りる……!

 

ああ、全部、終わった。妊娠と出産が、全部全部おわったんだ……!

先ほどまでの壮絶さが、嘘のように静寂になった分娩室。笑

分娩台から降りる。降りられ、自分の足で歩けたことがすごい、なんだか奇跡に思える…… 

さらに、トイレもいけた。すごい…

「あら、すたすた歩けてすごいね」とスタッフに言われる。色々ととんでもなかったが、分娩には何の異常もなく時間も平均並みで、歩くこともできた自分。

しぼんでたるんだお腹がなんかすごい。あんなに大きかったのがうそのよう…

 

部屋に行き、就寝。これにて、私の初産は終了…!!よくやった!!達成感に包まれながら寝た。

 

いきむときは、下に向けていきむほうが多少楽だった。体を上に向けたり、痛さを逃そうと頭かきむしったりするほうが余計痛かった。

 

痛かったけど、赤ちゃんがすんなり出てきてくれたのが、本当に良かった……!!(ToT)

あれが、お産が進まなくて陣痛が長く続いたり、痛みピークのとき出てくるのにもっと時間がかかったらと思うと…(TT)

たぶん、この母体はそんなことに耐えられないと赤子が察したためスムーズに出てきたのかもしれないw

 

あとは、タイミングも優秀すぎて、なんて親思いの子だろうって笑

楽しみにしてたオンラインイベントを堪能した翌日、しかもきっちり平日の朝、病院の通常診察開始時間にちょうど向かえるくらいの時間に陣痛が始まるなんて、これ以上ないくらいのベストタイミングで産まれてきてくれました(TT)

 

・超絶ビビリの自分でも、麻酔の効きが悪くても、乗り越えられた!

いきみながら、自分なんかが産んでいいのか、というか、まさか自分がこんな、分娩台でいきむことになるなんて、自分なんかが出産をすることになるなんて信じられない、という思いに襲われました汗

 

まさか、麻酔があまり効かないのは予想外だったけど汗笑

麻酔足してもお腹腰の痛みが減らなかった理由を病院に聞いたけど、そんなケースもある、的な感じで汗 原因ははっきりとは言えないそう…

 

いや~、無痛分娩でも怖い~なんて言ってた産前の自分は、本当にバカでしたねww怖い~不安~なんて言えるうちが花だよwナメてたなあ本当にwオマエ、麻酔大して効かないよなんて産前の自分に言ったら発狂するでしょうねww

でも、それでも、こんな豆腐メンタルの怖がりのどうしようもないくそみそメンタルの自分でも、乗り越えられたのは事実だから、1つの自信にはなったかな…!

 

産前の私は、出産て、どんなにしんどくても乗り越えるしかないから、死ぬほどしんどくても乗り越えるしかないから、「乗り越えられるよ大丈夫」なんて経験者の言葉は信じられない!死ぬ思いをするのに、大丈夫なはずないのに大丈夫なんて言う経験者の話、怖い!(TT)と思ってたけど、

それでも、そんな風に思ってビビりまくってしにそうになってた私でも、(異常のない出産だったこともあり)自分で乗り越えた!感があるので、うまく言えないけど…

どれだけ怖くても、自分で、乗り越えられますよ!ってこと!ww結局、先輩経験者たちと同じ言葉になるww大丈夫、乗り越えられる!みんな乗り越えられるから、大丈夫!wやっぱり、先輩と同じく大丈夫と連呼するしかないww

 

そして、睡眠不足等々の怒涛の育児に直面している今、怖い~不安~なんて言ってられない状況になった私ですが笑 

(これも、産前は脅されてる感があり聞くとイラっとしてたことだけど、産んでからが大変ってのは本当だった笑)

まさか麻酔が中々効かなくて、そして始まった育児があまりにもここまでもう色々色々とまあ一言でいうと大変だなんて、まあ、ほんとに、経験してみないとわからないですね!笑

 

怒涛すぎる入院中~退院、帰宅~新生児育児スタートも書きたいことが山ほどあるので、赤ちゃん寝てる間に書きためてまたアップします笑

 

■陣痛中、あってよかったもの

iPod

・なんでもいいから飲み物(近くに自販機があったとしても買いに行く余裕ない)

 

色々用意していったけど、ペットボトルストローやテニスボールを使う余裕なんて微塵もなく終了しましたよw

入院中に暇かもと思って文庫本持って行ったのは、本当にバカでしかなかった笑

それでは、また次更新までに時間かかると思いますが、生きてる限り更新するのでまた!w

妊娠前も妊娠中も不安だらけな自分

私はいまだに、自分が妊娠しているってことが信じられない。^^;

いくらイメージしようとしても、自分が子と生活する姿が想像できない。

子が産まれることについて、不安8~9割、楽しみちょっとという感じ。

 

出産や産後の大変さが怖い、不安だ。

この妊娠期間が、早く過ぎてほしいような、ほしくないような…突然不安に襲われたりする。(汗)

 

■出産がこわい

壮絶な出産レポを見ては、泣きそうになる。(T_T)

”想像より痛いと聞いていましたが、聞いていたよりもはるかに痛いです。これから出産の人を怖がらせたくないけどありのまま書いておきます”

って、経験者みんなが書いてる…

だから無痛分娩にしたんだけど、それでもある程度の痛みはあるし怖い。怖いと思ったら余計怖いのはわかってるんだけど…

 

■育児の大変具合がこわい

そしてなんといっても、無事出産できたとして、子どもを産んだ後の事がまったくわからない。

子どもが可愛いのだとしても、どれだけ可愛いのかわからないし他人の子を見ても想像つかず、とにかく大変というイメージと不安ばかりだ。

 

「産んだら変わるよ、そりゃ大変だけど、母性が溢れて意識も変わるようになるから」

という友人がいるが、自分もそうなれるのかはまったくわからない。

不安になったって仕方ないのだが、これから起きる未知すぎることが、楽しみもあるが、どうしても不安のほうが大きい…。

 

一部の友人や親からもネットを見ても、育児大変だよ~睡眠不足やばいよ~と脅されると、ウワアアッ(ToT)むりっ(ToT)となる。

育児壮絶話を聞くたび、怯え&もう聞きたくない的な軽い苛立ちがつのる。

それならネットで育児大変エッセイやブログなどネガティブなものは見ないほうがいいと思いつつも、怖いもの見たさ&知っておきたい気持ちもあり、読んでは、アアア…私にできるんだろうか、いやできなかろうが何だろうがやるしかないんだ…という気分に…

外や店で泣き叫ぶ子どもや、その子に切れかけている親を見るたび、胸をえぐられるような気分に…。

 

嫌になっても、仕事なら辞めればいいけど、子どもはあなたが育てるしかないんだから、逃げられないんだからね。

いくらできなくてもしんどくても、やるしかないんだから。

 

…はいその通りです、それでも、子どもを持つ経験をできるならしてみたくて、子どもが欲しいと思ったのは自分です。

でも不安なものは不安、もうわかったからこれ以上豆腐メンタルの私の不安を煽らないでくれ…。

 

■不安対処法を挙げるとしたら…

優しくて色々な知見のある人に話を聞いてもらうのはいいかもしれない。

 

妊娠前、メンタル弱い人が集まるオフ会的な場所へ行ったときのこと。

子ども欲しい気持ちはあるけど、育てる自信が…迷います…と話すと、色々なNPO団体に詳しい方が

「大丈夫だよ、避難場所とかいくらでもあるし、この会も子連れOKだし。しんどくなったら頼れる場所は色々える。あとは、そこまでするかは別として、それでも本当に育てられなくなったら里子的なところへ預けるとか、子どもを手放す方法はあるから」

と言われ、少し気分が楽になった。

(もちろん、その人も安易に産んで責任放棄をすすめたわけではなく、実際そういう方法があるという話なだけで、私も安易にとはもちろん考えてない;)

 

それに、例えばつわりで考えると、

妊娠前の人につわりについて聞かれたとしたら、自分も「つわりは大変だよしんどいよ~」と言う他にないと思う(^_^;)w

妊娠前の自分は、つわり辛い脅しにも怯えていたし…

でもそこには、それでも乗り越えられるよって意味もたぶん含まれていて…

まあ、つわりと育児を比べるのはだいぶ違うかもしれないが…育児大変脅しにも、そういう意味が含まれている…と思いたい…w

 

あとは、不安を和らげる方法は今のところこんなのが思いつく…

・ソフロロジーや和む系の妊娠育児本、胎内記憶の本を読む

・先輩ママのポジティブな話を見る

・ゲームやマンガで現実逃避

くらいか…。

 

本については、私は胎内記憶とかスピリチュアル的なことは信じていないが、これ系の本にある「赤ちゃんはそんなあなたを選んでやってきた的」な話は、染みる…!!

あとは、お腹の中にいる胎児目線の物語的なやつざわつくメンタルに染みた。

「今日ね初めてキックをしたら、ママがびっくりしていたよ。ママのお腹の中、あったかくてきもちいい…でも外の世界はどんななんだろう、ぼくも早く見てみたいな」

的なやつw

 

これらは作り物とわかっていても、私のメンタルにはだいぶ良い。出産や諸々の不安がだいぶ和らいだ。優しいタッチのイラストも癒やし…。

胎内記憶とかを信じてなくても、つわりでしんどいときや不安なときこれを読んで、精神を落ち着けたり心が温まる方向にいくなら大いに活用すべしと思うwスピリチュアルにガチはまりしない程度にw

 

あとは、育児本から離れて好きなことをするかなw

幸い私は今でもヴィジュアル系やヲタ的なものを堪能できてるため、ライブDVDで気分変えてBLドラマで頭の中萌えで満たして、新曲や新刊発売を楽しみに待つw

V系やBLや乙女はいつまでも元気をくれる存在!

 

あとは、例えば妊娠できなかったときのことを考えるとか…

私は妊娠前、不安がったり苦しんだりしている妊婦の話を見ると、「でも妊娠してなかったらその辛さすらないんだよなー」と思うことがあった。

欲しくてもまだできない側からすると、辛くても妊娠したっていうだけですでに幸運だよなーと。w(でも自分が妊娠したら辛い辛いと騒ぐのは目に見えてるw)

 

不妊治療の体験マンガとかを見ると、怖がってるこの状態はもちろん妊娠しなければ感じられないもので、恵まれたことなんだと思うと、恐怖すらありがたいものに思えてくるような…気もする。

低AMHで不妊の不安のある自分は特に、妊娠したのは奇跡だなと…

それでも恐怖を完全にはなくせないが、せめて少しでもそう考えて恐怖を和らげたい…

 

「医療が発達してあらゆる死の危険が減った現代では、恐怖すらも娯楽である」

と、どこかで聞いた。

恐怖すら楽しむメンタルが欲しい。

 

妊婦の恐怖について夫は、「いずれ産むときが絶対に来るんだから、今はそのことは考えない。終わったらどうせまた家に帰れるんだからと思っておくのがいい」と言う。

私はこれはたしかに彼の言う通りだと思った。w

まだ起きてないことに怯えるんじゃなく、今しかできないこと、目の前のことを楽しまないと…ですよね…。

コロナ禍の妊娠生活。妊婦の不自由とコロナによる制限がダブルで襲う;

コロナ禍の妊娠で幸いだったことを挙げるとしたら、

コロナのせいで、ライブがない、イベントも飲み会もほぼないため、「あれに行きたかったのに妊婦だから行けない!涙」と悔し泣きすることがないことかな^^;

 

でも、コロナのせいで、より不便でストレス発散しにくい妊娠生活になってることは間違いなく…

あとは、産院では立ち会いも面会もできない、

もし予定日あたりに感染したらもちろん、濃厚接触者でも強制的に帝王切開になる可能性もある…

 

私は感染を極度に恐れてはいないタイプで、妊娠前と同じく基本的な対策をするくらいだ。

 

つわりもほぼ落ち着き、妊娠6ヶ月になると、ぱーっと遊びたい欲求(=友達に会いたい、人と話したい)が若干出てきた。

が、コロナのせいで、ほとんどの友人に会えない。

 

コロナ前は、友人グループの誰かが妊娠すると、みんなで会いに行き様子を聞き、お祝いを渡し、交流してた。

いざ自分が妊娠したら、それらは全部ナシ。w

まじかー…仕方ないとは言え、いざ自分のときはなしかぁ…

妊娠中の動きにくいときに友人が家来て話聞いてくれたりしたら、大分助かっただろうな…

そして、ほとんどの友人が環境がないなどでオンライン会話も無理。

病院の妊婦教室や交流会とかも全部中止で、妊婦ならではの楽しみすらない…。

 

もう最近の楽しみは、ホームセンターとか本屋に行くくらい。

あとは甘いもの食べるくらいしか楽しみがない。

相変わらずゲーム読書映画ドラマは楽しいけど、外行きたい、人と話したい欲求が…

 

でも、ふと思った。

これって、妊婦だからとか以前に、全部”コロナによる欲求不満”じゃないか…?だって、もう妊娠前の約1年間も、自粛自粛のこんな状態だし…

「コロナの不自由+妊婦の不自由が多少」って感じか?

 

だって、尊敬する飲み好きの先輩ママは言っていた。

妊娠中お酒飲めないときは、飲み屋行ってノンアルコールで他の人たちと会話し、ストレス発散していた、と…

妊婦じゃなければ感染対策して行ってたかもだが、さすがに妊娠中の今、飲み屋行ってもし感染したらと思うと行けない。

ほらやっぱり、この悶々はコロナのせいだ!

 

まぁでも、つわりがマシになっただけいいですよね…笑

つわりしんどかったら、イライラどころじゃないし。

 

最近は、好きに出かけられない友達に会えないでイライラしたとき、胎動があると「ああ、私には君がいたよね…!君と一緒にゆったり過ごそうじゃまいか」と、思い直すようにした。

かわいくて小さな君を無事に育てるためなら、わたくしはいくらでもステイホームしましょう(*´ڡ`●)と、聖母のような気分になってみることにした。w

 

他にも、やれることはあるはずだ。

やってるマタニティヨガとか探して行ってみようかな。

それか、友達とはオンライン会話できないなら、オンラインの何かの会とか探せばあるだろうし?!

 

夫は、「今は家で読書とか映画とかから色々蓄える時期」と言う。

この言葉はその通りだと思うので、ライブDVD見て、BLドラマ見てBLマンガ読んでBLゲームしてっていうのを全力で楽しむしかない。

ゆっくりこんなことできるの、多分今しかないんだから…w

 

あとは、近くの温泉とか行っておいしいもの食べたり、安産祈願してみたり、今しかできないゆったりしたことを満喫しよ…

そう、もう夜遊び的なことは散々してきたんだし!w夜遊びって疲れるしお金もかかるし、またいつかできるはずだし!w

妊娠中に結石になった話。現在も様子見中;

妊娠中期の6ヶ月で、結石と診断されたときのことを書いておきます。

妊娠関連以外の症状のとき、妊婦は何科へ行けばいいのかなど…迷いました

 

■結石の痛み発症

夜中、ふと目覚めると腰がやけに痛い。

いつもの仕事の腰痛とは種類が違う痛み。

だんだん、片側の脇腹や背中も痛くなってきた。なんだ、これは…

ググると、結石じゃないかということに。

明らかに子宮ではないが背中のほうも痛いし腰痛から始まったし、これは盲腸とかじゃなく、やっぱり結石かも…

 

朝、痛みはだいぶ引いたが、念のため内科へ。

話だけで、低気圧の不調のせいじゃないかと言われる。(前日雨で気圧が大幅低下していた)

せめて検査してくれと思いながらも、痛みはマシになったしいいか。妊婦だから薬は出さないでおくと言われ帰宅。

 

しかし夜中、また痛みだす…。

死ぬほどの激痛ではないが、うなり続け軽くのたうち回るほどの痛み。姿勢を変えても何しても痛い。

妊婦だし市販の鎮痛薬は安易に飲めない。病院に確認してからじゃないと…

痛い場所は、やっぱり片方の脇腹と背中。絶対結石だわ…

 

たまたま妊婦健診日だったため、うなりながら産科へ。とりあえず産科で指示を聞くことに。

この日はスクリーニング検査日だったため、数十分横になって検査受けるだけならと思い、診察前に検査へ。

いつもより長い時間、色々な角度で画面に映る胎児。にこやかに解説してくれるスタッフの説明。

すごいーお腹の中で動いてるのが画面に映ってるーすごいーでも痛いー(^_^;;;)冷や汗かきながら痛みと感動が襲う。

そして痛みが増してきた…早く終わってw何とか終了。

冷や汗をかきながら性別を聞くw

たぶん男の子ですよ~と告げられ、まっまじかああぁ男の子かああぁ感動と共にあぁあ痛い痛いw

 

そして産科の診察では、痛む場所からして予想通り腎臓か結石かもだから、泌尿器科か腎臓内科へと言われる。

尿検査は異常なし。痛み止めにブスコパンを出される。

 

そのまま泌尿器科に向かう途中、また痛みがやばくなり、コンビニのイートインで温かいミルクティーを飲んだらなぜか痛みがマシに。助かった。w

 

泌尿器科の超音波検査では、腎臓腫れてるし石あるし、結石の可能性高いね、と。

医師「妊娠中に結石になる人はたまにいる。妊娠中はそもそも腎臓腫れやすいけど、結石がないならこんなに痛むことはない」

だそう。

石は出産まで出ないかも、痛む場所の斜め上のツボ押しで乗りきって。結石に良い食べ物も特にない。鎮痛薬は念のため産科でもらって、とのこと。

 

幸い、なぜか痛みはマシになり、その後発症から約5日で、徐々に痛みはほぼなくなった。

 

が、痛まなくなってから3日後、またも痛みが…

しかも前回より強いし、楽になる波もなく、ずっと激痛一歩前の痛みが続く。

その日は前回行った泌尿器科が休みで、とりあえず近くの内科に駆け込んだ。

 

案の定、結石は痛み止めで耐えるしかないし、妊娠中だからCTとかの詳しい検査もできないと言われ、また大して効かない気休めのブスコパンをもらう。

そして、次診てもらうなら泌尿器科か産科のほうがいいと言われる。

ここまで3つの科に行ってみて、何となくたらい回し感を味わう(^_^;)

 

前回は痛みに波があり楽になる瞬間もあったが、その日はずっと痛かった。

ブスコパンも効かない。体を温めても何しても痛い。w

 

何とか寝たものの、夜中、さらにひどい痛みで目覚める。

耐えられず、とりあえず何かできることはないかと近くの救急病院に電話をすると「妊婦は検査ができないから受け入れ不可能」と言われる。

出張ドクターサービス的なところへ電話すると、案の定、薬を届けるしかできないし、妊娠中なら安易に薬飲めないだろうし、などと言われる。たしかに薬は産科からもらいたい。

 

できることないと言われるだろうし結石でなんて迷惑だろうなと思いつつ、念のためかかりつけ産科に電話。

案の定、結石と診断されたならうちでできることはない、泌尿器科へと言われる。

 

とりあえず近隣の救急病院に片っ端から相談してみることに。(そうでもしないと痛みで気が済まなかったw)

 

ちなみに救急車を呼ぶという選択は、痛すぎて救急車乗るのも辛い&もし遠くの病院に連れてかれたら痛み+車酔い(妊娠で超車酔いしやすくなった)にとても耐えられないし、我慢するしかない結石とほぼ確定してるなら、救急車を呼ぶより自宅で寝て耐えるほうがマシだった。

 

救急病院に電話してみた結果↓

産科と泌尿器科のあるA病院:受け入れ可能だが車30分以上と遠い。とても耐えられそうにない

B病院:受け入れ可能だが今泌尿器科医はいないし、結石なら来てもらってもできることは特にないかも。泌尿器科と産科のある病院のほうがいいのでは、と言われる

C病院:同じく、来てもらってもできることはry   結石なら水飲んで出すしかないよ、と言われる

 

ここで力尽き、今からタクシー呼んで痛み+車酔いに苦しみながらどこかの病院に行くくらいなら、寝てたほうがマシと判断。

前回行った泌尿器科のほうが経緯も把握してるし、産科で薬もらう前に、結石のプロである泌尿器科にとりあえずもう一度診てもらいたいと思い、翌朝何とかできないかと駆け込むことに。

 

何とか眠れたものの、起きても痛みは一切おさまっていない。

タクシー代もったいないなんて言ってられないと、うなりながら何とかタクシーに乗る。

 

うめきながら到着した泌尿器科の受付で、前回、産科に行ってということになりましたよね?と言われる。まじかよ…

でも先生に話は聞いてもらえることになり、この後産科へ行くことにして、とりあえず結石のプロに話を…

 

診察では、やはり「結石はツボ押したりして耐えるしかない」と言われる。

私「じゃあ、私の体はもう一生ずっと痛いままなのでしょうか…?」

泌尿器科医「激痛が続くことはない、数日~2週間とかで徐々に体が慣れておさまっていくもの。また経過見せて」

そっかぁ~永遠に痛いわけじゃないなら、いつかは楽になることを信じて…w

 

鎮痛薬も出せるけど、妊婦だから多少のリスクはどうしてもある、と言われ、鎮痛薬のことは産科に相談しようと思い、産科へ。

 

産科では、あっさり鎮痛薬を出される。

「妊婦でも飲めるカロナールだから、痛いなら飲んで全然かまわない」と。

最初から、ブスコパンだけじゃなく鎮痛薬ももらっておけばよかったんじゃ…

でも妊娠中だから病院も様子見で出すんだろうし、できれば薬は飲みたくない。飲むのは最悪の場合にしようと思い帰宅。

 

多少だが痛みがマシになったので、もうストレス解消に好き放題しようと思い、好物をたくさん買い込み、痛みをこらえながらBL本を買い込みBL映画を借り、弁当とデザートをむさぼりながらBLを堪能し、痛みでたまったストレスを解消した。  

多少だけどマシになって良かった。ピークの痛みだったら、食欲BL欲どころじゃない…

 

それからまた数日かけて徐々に痛みが減り、2週間以上経ったが、結石は消滅したんじゃないかと思うほど無痛の日々。

けど結石は出た気配ないし、たぶんまだいる…尿管に、石が…

いつまた痛みが出るんだろう、怖い…

数週間後に経過見せに来てと言われてるため、そのときに今後どうなるのか聞いてみよう…

 

ネットで、同時期に結石発症した人の経過を見ていた。

その人は、痛みはなくなったが、石が出ないため手術するらしい…。

まじか…やっぱり石出ないとそういうことに…

妊娠中だから手術にはならないかもだが、結石なんてまじでならないほうがいいw

結石ができる原因はよくわかってないらしいし、予防法も、シュウ酸とりすぎないとか水飲むとか規則正しい生活とか、当たり前なことばっかだし…

 

夫は、でも万が一結石じゃなかったら危ないよ念のため血液検査とかもしたほうが、と言う。

私もできる検査はしたいが、病院のほうからもっと検査しましょうとまでは言ってこないし、疲れたので、とりあえず今回は行った泌尿器科と産科の指示に従うことにした。

 

■結石の痛みは、包丁で刺されるような痛み;

痛みは、寝て起きると楽になっていることもあるが、睡眠や横になりじっとしていることで悪化するようなこともあった。

眠ることで痛みがどっちに転ぶのか、まるで賭けだった。w

 

じっとしてるのは良くないのでは?と思っても、痛いときは動き回れないし、軽い運動がいいと聞き散歩すると痛みだし、楽になったからと買い物に行くとまた痛んだりした。

 

結石の痛みは、ナイフで脇腹から背中を常時グサグサ刺されているような痛み。(^_^;)

ただ、出産より痛いとかいう意見も見るが、私はそこまでの痛みではなかった絶対。w

まだ出産の痛みは知らないが、私の結石の痛みはしんどいけど、よく聞く壮絶な出産の痛みの半分程じゃないかとw

ただ、1日中痛いのは辛い。しんどくて心折れる暇もなかったw

まあ、ブスコパンしか飲んでなかったのもあるがwただ結石には鎮痛薬も一切効かなかったっていう人もいるし…

 

■痛みを少しでも和らげた方法

ツボ押しではあまり楽にならなかったが、気休めにトゲつきのツボ押しボールをツボ辺りに当てて横になると、ほんの少し楽になったような瞬間もあったような…

 

あとは、ソフロロジー系の本を読むと多少精神がマシになったw

「赤ちゃん」を「石」に置き換えて、ソフロロジー本を読んだww

 

"痛みに構えて戦うのではなく、波のように痛みに身を任せて乗りこなしましょう”

”ソフロロジー法では、陣痛を肯定的に捉えます。あるがままを受け入れ、全てをポジティブにとらえるのです”

 

ソフロロジー本に書いてあるこれ、結石に応用できないか?

結石の痛みも怖がらず受け止めることはできないか?

出産時に出るホルモン的なものを、結石時にも出して楽になれないんか?

など、「この痛みは石を出すために必要なこと」と思いながら読んだw

 

大丈夫、もうすぐ会えるよ、一緒に頑張ろう…

 

心の中でこんな声を石にかけ、痛みをむやみに怖がらない。ww

ソフロロジーの精神を結石にも適用させようと頑張った。

 

痛み軽減に効果があったかは別として、ソフロロジー本のほんわかした雰囲気や天使のような赤子の絵たちは、精神的には多少よかったかもw

妊婦結石ならではの楽になり方でしたw

 

■現在も様子見中

痛みがなくなり、約1ヶ月。経過を見せに泌尿器科へ。

 

医師「石が降りたらまた痛む可能性はあるが、最初の激痛ほどではない」

と言われ、ひと安心w

 

医師に言われたアドバイス

・妊婦はお腹大きくなるから、結石はどうしてもできやすい

 

・結石ができるのを予防するには、やっぱり水を飲むこと

お茶全般は、利尿作用でどんどん排尿促進され脱水みたいになるからおすすめできない。ジュースも糖分とりすぎになる。水がいい(水ってあんまり好きじゃないけど仕方ないか…お茶やジュースどうしても飲むときは水で薄めるようにしてる)

 

どのくらいの量飲めばいいかは、最低限の1200ミリリットル飲んでればあとは尿の色で判断。

黄色すぎず、透明なら水分は足りてる

 

・食べ物は魚がおすすめ

シュウ酸はほとんどの食べ物に入ってるから、魚をよく食べてカルシウムと結合させるのが良い。

(魚料理作るのって超苦手…てかサバ缶レシピくらいしか作ったことない…ツナでもいいのかなわからん…まぁできる限り魚意識しよ)

あとは、食べすぎは良くない

 

今後は、月1で様子見になった。

また結石ができないようにしないと…

妊娠中のフォトウエディング②事前準備~いよいよ撮影当日!妊娠5ヶ月で無事撮影♪

こだわりがあるなら、事前の小物準備や髪色、ヘアメイクすり合わせまで抜かりなくやったほうがいい!

 

■髪色どうする問題。美容院選びも手抜きは×!

私はヘアカラーの美容院選びを軽く考えていて、危うく失敗するところでした(>_<)

 

髪色は理想通りにしたかった私。赤系ブラウンにしたいと思っており、どこの美容院でもできる色だと思った。

今まで、色々な髪色を色々な美容院でやってきた経験から、色の伝え方もある程度慣れている。

 

ただ、妊婦のため遠出は気が進まず、派手色もできるカラーが得意な美容室ではなく、近所の初めて行く無難な美容院にしてしまった。

 

その美容院で希望色を伝えると、カラー剤の種類を多く置いていないため、希望色にはならないかも、と言われる。まじか。

撮影は1週間後。あまり時間はないので今日やってしまいたいと思い、大丈夫かなと思いながらカラーリングした結果、希望とは程遠い色になり、ムラにまでなってしまった。

今まで何十年もカラーリングしてきて、希望色にならないことはあったが、こんなムラになったのは初めて。

しかも、希望より暗くなってしまったため、ここから明るくするのは難しい。

よりによって撮影のためのカラーでこんなことになるとは…

カラーにこだわるなら、カラーが得意かどうかも不明な近所の美容院で済ますべきじゃなかった。まじでw

遠出してでも、カラー剤豊富な美容院に行くべきだった。

それと、希望色にならないかも、と言われた時点でやめるべきだったw

 

美容院のほうから、ムラ直しと、希望色に少しでも近づけるための無料直しを提案された。

が、人生一大事な撮影のカラーを、一度失敗した美容院に任せていいのか?撮影日迫ってるし、また失敗したらやばい。

行ったことのあるカラー得意な美容院に行き直すべきか?

ただ、ただでさえ直しは技術的に難しいはずで、既に暗い色になっちゃってるし、カラー得意とはいえ失敗する可能性もある。

直前まで迷いまくり、結局、無料だし責任をとってもらう意味でも(笑)同じ美容院で直すことに。

結果、ベストではないが悪くない色になり、写真映りも変にはならなかった。危なかったw

 

髪色にこだわりがあるとか、派手色とか少しでも特殊系の色にしたい場合は、カラー剤豊富で色々なカラーに慣れてる美容院に行ったほうがいい(^_^;)

あと、初めてのとこはギャンブルだから、できれば行ったことあるお店で…

 

■ヘアセット、メイクの希望写真を事前に送る

髪型や化粧は、頭でイメージするだけでなく、画像で色々と見たほうがいい。

そして、希望イメージの画像をスタジオに送ったほうがいい。

 

結婚写真の体験談では、ヘアメで失敗したという人がそれなりにいる。

そのため、イメージ写真を送ってスタイリストに共有してもらった。

当日は、完全に写真通りというわけではなかったが、満足の仕上がりになった。

 

■希望のポージング画像を送る

スタジオでポーズを指示してくれると言っても、色々な結婚写真を見て、どんなポーズで撮りたいか考えたほうがいいかも。

希望のポーズがあれば送り、カメラマンに共有してもらう。

 

後で他の人の写真を見て、このポーズやればよかった!とならないように…^^;

 

■アクセサリーはどんな物があるのか?できれば見せてもらう

スタジオでネックレスやヘアアクセを借りられるなら、なるべく実物を見せてもらう。

借りられるとしても、市販のアクセサリーもチェックし、できるだけ好みのを買ったほうがいい。

私はそこまでせずスタジオにある物にしてしまったが、人生一度の日に身につける物くらい、じっくり探して買ってもいいと思う。

何でもいいと思っていても、本当に何でもいいのか確認するためにチェックくらいはしたほうがいいかも(^-^)

 

■持ち込み小物も持って行ってみるべき

持ち込みは不要と思っていた自分。

が、ふと思いつき、思い出の小物も一緒に撮影することに。結果、個性的な写真も撮れてよかった。

撮影に特にテンションが上がるわけでなかった夫も、思い出小物があることで和んだようだった(^_^)

2人の好きな物や趣味の物が何かないか一度考えて、撮影してみるといいかも!

 

■いよいよ撮影当日!ささやかな感動と着飾る満足♪

当日はヘアメイクから撮影まで順調に進み、問題なく終了!

妊娠17週だったが、心配していたお腹の大きくなり具合は、ほんの少し出たかな?くらいだったため、どのドレスも着られた。

 

準備が済みスタジオに入ったとき、スタッフさんたちにおめでとうございます!と軽くワアッと迎えられ、結婚式はできなかったが夢のようなあの瞬間を一瞬でも体験でき泣きそうになった。w

泣いたら撮影にならないため我慢したがwウン十万払ったかいがあった!!w

 

カメラマンもこれ以上ないほど良い人で、希望のポーズを全て叶えてくれた。ヘアメイクさんもつきっきりで細かい直しと気配りがすごかった。

スタッフさんは全員がこちらの気分を盛り上げるためのサービスに尽くしてくれた。プロってすごいw

お金を払うことで、特別なサービスを受ける日が人生に一度くらいあってもいい!と心底思った。

 

写真データの完成は約1ヶ月後、アルバム完成は2ヶ月後。

だいぶ時間かかるが、他のスタジオもそんなかんじだったな~

見学~撮影~写真完成までそれなりに時間がかかるものなので、早めの行動がおすすめ!

 

当日の反省点はこんな感じ

 

・表情の練習をしておけばよかった

撮影では、笑って!クール顔で!など色々な表情を求められる。

マスク自粛生活で顔の筋肉をあまり動かしてなかったため、表情が若干ぎこちなかった。

鏡の前でリハーサルしていたら、もう少しリラックスしてできたかもw

 

・夫のヘアメイクまでもっと考えておけばよかったかも

夫の髪型イメージは事前に調べてはいたものの、スタジオにイメージの共有まではしていなかった。

髪を上げるか下ろすかなど当日もあいまいなままで、当日は、それでいいんじゃない的な感じで試行錯誤せず決めてしまった。

もう少し試行錯誤していたら、もっと良くなっていたかもしれない。笑

 

とはいえ、仕上がった写真は良い物になっていた。

プラン内の枚数12枚も選びきれず、結局全データを追加購入した!

式は挙げられなくてもコロナ禍でも、特別な日は作れるものと実感。

 

あとは、結婚報告ハガキも作ろうと思う。

写真を撮る前はハガキなんて思いつきもしなかったが、親戚とかにハガキで報告できる良い機会になるし、写真を撮っておいて本当によかった。

後日…撮影データを見たとき、夫は自分の表情に違和感をかなり感じたらしく(私には全然良い表情に見えるのにw)、俺なんでこんな写りなのか、とグチり始めた。

せっかくの写真へのグチに加え、(そういうのを言わない性格と知っているが)こちらのドレス姿にお世辞でもきれいだね的な一言もなかった(ドレスなんて着なくてもいつも通りでかわいい的なことは普段から言っているがw)ことを思い出し、一瞬爆発しそうになったw

 

が、ここは大人になろうと思い、

「写真とか苦手なのに、フォトウエディングしたいっていう私のワガママにつきあってくれて本当にありがとう。私は夫の写り最高だと思うよ」

的なことを伝え続けたら、夫も思い直したのかそれ以上グチることはなくなった。w

怒りを感謝に切り替えれば、こっちのイライラも鎮まるんだなーと実感。

 

また爆発しそうになったら、これを思い出して感謝に切り替えたい…まあそれが難しいときは難しいんだが…

爆発したらもっと怒り増幅するし、なるべく怒りでなく、感謝に発想転換していきたいものです…

 

次にちゃんとした写真を撮るときは、子どもも一緒になるのかー。

本当にそんな未来が自分にやって来るのか?今はまだ全然イメージできないです…w

妊娠中のフォトウエディング①見学~スタジオ決めは早め行動が○

妊婦で結婚写真を撮ったときのことを書いていきます!

 

■予約一杯のスタジオだらけ。見学はすぐ行くべき!

結婚式をするのは夢だったけど、お金も労力もかかるしコロナだしで、夫婦だけのフォトウエディングをすることに。

見た目がギリ若いうちにちゃんとした写真を撮っておきたかったため、失敗は絶対したくない!と気合い入ってました。

 

妊娠がわかり結婚した瞬間から、フォトスタジオ探し開始。

お腹が大きくなる前に、ドレスの選択肢が狭まる前になんとしても撮りたかったので、けっこう必死。

夫は写真に興味ゼロこだわりゼロなので全部まかせるいうことで、スタジオ探しから見学まで全部1人でやった。予想通りだからそこに文句はないw

 

スタジオ探しを始めたものの、まずスタジオやドレスの選び方がさっぱりわからない。

そこで、私はドレスを重視していたため、希望色のドレスがないか、近いスタジオから片っ端から問い合わせた。

希望がはっきりしていたため、そのドレスはないと言われたスタジオは却下し、絞り込んでいく。

 

希望ドレスのある複数スタジオの見学予約を取る。

見学だけならすぐ行けると思ったら、どこも混んでいて、1ヶ月以上先になるなんていうところも…

お腹大きい状態での撮影を避けたい私は、早い見学日を平日でも入れた。

(実際はお腹大きくなるのは予想よりだいぶ後だったがw)

 

■ドレスだけにこだわっていたが、背景や撮り方など、映りの雰囲気のほうが重要かもと気づいた

最初は、ドレスが良ければ他は何でもいい思っていた。

が、実際見学すると、スタジオや写真館によって撮影写真の雰囲気がそれぞれ違う。

 

複数の写真サンプルを見るうちに、私はシンプルや可愛い系よりも、ゴージャスでクール系の背景&雰囲気のほうがいいと気づいた。

一生残る写真だし、全体的な映りのほうが重要では?と思うようになった。

 

■ドレスは試着してみないとわからない!

見学、試着は3つのスタジオに行った。

そのドレスが自分に合うか、好みかは着てみないとまじでわからない。

 

デザインは理想的なのに、サイズが合わない・着てみると太って見える・結婚写真にしてはシンプルすぎるまたは奇抜なドレスがいくつもあった。

私は希望色だけは譲れず、その色は大体1スタジオに1、2着あるかないかくらい。

高額なドレスにする気はなかったため、好みドンピシャのドレスは見つからないかもと思い始めた。

ドレスよりも写真の雰囲気が気に入ればいいかな?と。

 

見学回りをしていたのは、絶賛つわり期。電車の片道1時間はまあまあしんどかった。

やはり、つわり中は乗り物酔いしやすい。

出発時は元気だったものの、30分以上乗ったところでガチの嘔吐寸前になり、途中下車したこともw

良い写真を撮るためなら、移動も苦ではなかっけど!

 

■決め手は、背景と料金

私の場合、運良くたまたま行ったスタジオの写真の雰囲気がかなり気に入った。

ドレスも、デザインは好みドンピシャではないが、希望色の悪くないものがあった。

料金も、写真業界にありがちな、格安の基本料金に色々な費用がプラスされてわかりにくいし結局高いシステムでなく、わかりやすくて高すぎないものだった。

 

ドンピシャドレスがあったもう1つのスタジオと迷ったが、背景と映りの雰囲気が良かったのと料金もこっちのが安いため、そこに決めた。

料金は約13万円税込(アルバムつき12カット)

後でやっぱり全データも欲しくなったため、+3万円を後払いした

 

スタジオ決めで、ドレス、写真映り以外でチェックしたのはここ

 

・スタッフの対応や雰囲気

一生に一度の特別な日なので、とにかくしっかりしたところがいい。

口コミは、良いことしか書いてないスタジオポータルサイトの口コミでなく、Googleマップの口コミや低評価口コミも確認(Googleにもやらせっぽい高評価はあるが)

 

・ウエディング専門スタジオに絞った

子ども撮影もやっているところは騒がしいという口コミを見たのと、サービス的にも専門のほうがいいのではという夫の意見もあり、途中からは色々な撮影をやっているところではなく、ウエディング専門に絞って探した。

全力拒否してた大腸内視鏡&胃カメラ検査は、麻酔で記憶ナシの超ハッピー!状態にw

今回は妊娠と無関係ですが、妊娠するだいぶ前に、恐怖でずっと拒否していた大腸内視鏡胃カメラをついに受けたら、麻酔で脳内お花畑になり最高にハッピーな気分で帰ったときのことを書いておきますw

 

■くり返す腹痛で大腸内視鏡胃カメラをすすめられるも、逃亡キャンセル

なんとなくお腹が痛いとか下痢を数年間に何度もくり返した結果、病院で1回ちゃんと検査しておいたほうがいいと、大腸内視鏡胃カメラ検査の予約を強制的に入れられてしまう。

 

医師は、定期的にくり返してるし、もし潰瘍性大腸炎とかだったら早く発見しないといけないから。違うとわかれば、それに合わせた薬を出すから、とにかく検査。と言う。

 

だが、胃と腸にカメラを入れるなんて恐ろしい。

胃カメラが苦しかった体験談も聞いてるし、絶対嫌だ。

まだ20代だし、そこまでしなくても…怖いし…

 

そして、そのときは検査の前日頃に案の定腹痛は治まったため、今回は見送る!もしも次また痛くなったら、そのとき考える!ということにし、検査のキャンセル連絡をした。

 

■また腹痛。ついに検査へ

それから数ヶ月経ち、また例の腹痛が発生。

受診すると、あなた検査受けてないね?もう検査するよ、と言われる。

……(^_^;)(^_^;)嫌だ、嫌だ…

私「でもでもでも先生、怖いんです。検査がどうしても怖いんです」

医師「麻酔使うから、検査なんか寝てるうちに終わるから」

早口でピシャリと言う医師。が、信じられない私。

そんな、寝てるうちに終わるなんて話があるわけがない。何か裏があるに違いない。絶対そうに決まってる。

でも、この腹痛の原因をいいかげん知りたいし、もしやばい病気だったらやばいんじゃ?という気持ちもある…

 

私はついに、検査を承諾した。

だが検査することに100%納得はしておらず、痛い腹を抱えながら若干ふてくされていた。もうどうにでもな~れクソが!と頭の片隅で思っていた。w

 

■2リットルの下剤との死闘

軽くふてくされながら、看護師に検査のための説明をされる。

目の前に置かれたのは、液体が入った巨大容器と、あんまり直視したくない写真の載った便の状態の説明用紙…

なんと、2リットルの下剤を飲み、腸を空っぽにするという。

 

…え?まじで?このでっかい液体、全部私が飲むの?一人で?誰かと分け合うんじゃなく一人で?うそだろ…

 

全部飲んでくださいね~と軽く言う看護師。

周りを見ると、何人もの検査前の患者が下剤を飲み続けている。まじかよ…

検査の前準備が大変とここで初めて知る。
(下剤を飲まなくても検査できる病院もあるらしい)

 

そして、検査費用を聞かされ驚愕する。約2万円。

そんなの、聞いてない!高すぎムリ。

こんなにかかるって聞いてないんですけど。やっぱり検査は本当に必要なのか、もう1回説明してください。と平静を装って言うと、再度先生と話すことに。

医師「あのねえ検査は寝てるうちに終わるから。万が一のために検査しといたほうがいいから」

またもピシャリと言われ、何も言えなくなる私。まだ軽く痛む腹。

もういいよ、わかったよ!ここまで来たら検査受けるよ、受ければいいんやろ!

 

下剤室に戻り、下剤をグビグビ飲み始める。ヤケ酒ならぬヤケ下剤。w飲めばいいんだろ、飲めば!という心境。w本当に情けない、ガキですw

下剤はスポーツドリンクに溶かしてあるため、スポドリ味。これ、スポドリ嫌いだったら辛すぎでしょ。

 

次第に、便意が…トイレを何回も往復する。

下剤室の全員が、せっせと下剤を飲んではせっせとトイレに行き、またせっせと下剤を…のループ。

出る物が透明になったら検査ができるという。トイレで看護師を呼び、出たものを見せなければならないという驚きの羞恥プレイ…。看護師さんってすごいな、日々こんなものを目にしてるのか…もう慣れてるんだろうか。

幸い、私は腹痛で前日からほぼ何も食べておらず、腸にほぼ何も溜まってない状態だったので、比較的すぐ透明に。

が、もういいやろと思っても、うーんあともうちょっとだね、を2回ほどくり返す。

 

途中、検査時間迫ってるがOKの出ない人がおり、その人は浣腸になっていた…。あらゆる羞恥プレイがそこら中で巻き起こっている。

他には、もう気持ち悪くて下剤飲めない、という人も出現。

浣腸するのと下剤飲み続けるの、どっちのがしんどいんだろ…

幸い、私は気持ち悪くなることもなく根性でスポーツドリンク下剤を飲み干し、出たものもクリア。

 

途中、ベッドで横になったら、横にならないで!と看護師に怒られる。

いやまて聞いてない。横になっちゃだめなんて知らない聞いてない…

完全納得しないままここまで来た件も相まって苛立ちがつのり、なみなみと入った下剤をバシャッとひっくり返してやりたい衝動に駆られる。もう、このまま全部投げ出して帰ってやろうか?と思ったが、すんでのところで大人になり、モンスター患者にならずに済んだ。wほんとに情けないしばかw

 

■先に検査に行った患者たちが、ゾンビみたくなって戻ってくる光景w

下剤飲み途中、不思議な、異様な光景を目にする。

それは、検査を終えた先輩患者たちが、全員、看護師に支えられながらゾンビのように、フラつきながら戻って来る光景…。

全員が虚ろなかんじで、目の焦点が定まっていない。

抜け殻のような廃人状態でなんとかベッドに誘導されると、速攻爆睡でビクともしなくなる。

で、しばらく経つとムクッと起きて帰っていく。

浣腸されていた人に至っては、ワケのわからない独り言をブツブツ言いながら、明らかにラリッた状態で戻ってきた。で、同じくベッドにたどり着くと爆睡。

しかも、検査室からはたまに妙な叫び声?みたいなものまでうっすら聞こえてくる…。

 

…ちょっ……何なん、これ…??

一体、彼らに何が起きてんの…?

まさか、自分もあんな状態になんの?

いやいやそんなわけないっしょ…いやでも、全員が全員…いやいやまさか…何なん?まじで…

 

■いよいよ検査へ…

そして、ついに検査の順番が。

 

ジェルのような喉の麻酔薬を喉に垂らされる。少し苦い。だんだん喉に痺れのようなものが現れる。

私はもう色々怖くなっており、看護師に

「なんか喉が痺れてきたのですが、これは大丈夫なのでしょうか…?」

と聞くと、「麻酔なんだから痺れますよ!」とピシャリ。ww

 

ついに、検査台へ横になり、一体何をどうされるのかと怯えがピークになり、

「すみません、本当にかなり怖いんですけど、大丈夫でしょうか…」

と青ざめながら看護師に訴えるも、「?何が?大丈夫よ」と、かっるーーく受け流される。着々と進む準備。

 

…もしかして、これから行われることは実はあまりに恐ろしいため、患者が逃げ出さないように嘘をついているのではないか?

最初から全部、騙されていたのではないか?

…畜生、畜生、もう何も信じない、騙しやがって…終わったら絶対に何かしらの手段で抗議してやるからな、覚えとけよ。

 

そんな恨み節が頭を駆け巡る。w

 

そして、腕に注射針を刺される。ふん、これから行われる恐ろしいことに比べたら注射などなんてことない。

「じゃ、眠くなる薬入れますからねー」

 

ここで、記憶は途切れる。w

目覚めたら、検査はもう終了していた。ww

 

眠くなる薬を注入された瞬間、ドン、ドンと強制的な強烈な眠気が2連続来てボーッとなり、一瞬で瞼が落ち意識も落ちた…。

 

で、自分も、先輩患者たちとまったく同じく、意識朦朧のフラつき状態でベッドへ誘導されるのだった…www

このとき、全身がフワフワした超絶ハッピー状態。

冗談じゃなくまじで、「エヘヘヘェウヘヘェッ(゚∀゚)♡」という感じで、あははふふうっあっあのねぇ~私のベッドあそこなのぉ~うふふ~と看護師に言いながら、千鳥足で歩いたことをうっすら覚えている。www

 

ベッドに横になり、目を閉じてウトウト。

体も心も、幸福の絶頂だった。ww

もうもう、検査が痛いどころか、拍子抜けを通り越して、恍惚。幸福。至福のとき。www

これは明らかに、何の薬か詳しくは聞いてないが、たぶん麻酔だか鎮静剤(静脈麻酔)だかの効果。

の効果。

例えるなら、酒に酔ってイイ感じになったとき以上の恍惚感。

頭から小さい星がいっぱい飛び出て、身体の周りを天使に囲まれファンファーレを吹かれているようなイメージが頭に…

脳内は完全にお花畑状態。

いつも重だるいはずの体がふわふわ軽くて、今にも宙に浮いて飛んでいきそう。ハッピー天国まで飛んでいきそう。私、今なら飛べるかも…☆

こんな心境になり、悩みや不安はすべてハッピー宇宙の彼方へ飛んで行っていた。w

 

検査後はフラつくかもしれないから、と言われてたのはこのことだったのか…。

フラつくどころか、気分までこんなにハッピーになるなんて、聞いてないよ先生☆☆ww

このときのことを思い出すと、今でもあのハッピーハッピーな気分が蘇り、ほっこりする。w

 

検査中、一瞬だけ目覚め、わずかに痛みを感じたようだったがすでに完全脳内ハッピー状態だったため「いったぁ~い☆」と無意識に叫び、また即眠りに落ちたことをぼんやり覚えている。

ああ、検査室から聞こえてきた謎の叫び声は、これのことだったのか…w

 

もおわたし、ずっとこのハッピー状態でいたいよぉ~☆

と思いながら天使のファンファーレを堪能していると、徐々に正気に戻っていった。

 

大腸胃カメラが怖い場合は、麻酔ありの病院にするべきです絶対!w

 

そして、検査結果はというと、異常なし。

が、後日わかった便の検査結果で、食中毒菌(カンピロバクター)が検出…。今回の腹痛下痢は食中毒が原因だったらしい…。

たぶん原因は外食…(でも自分以外誰も発症してない)それと、少し前に胃酸を抑える薬を飲んでいて、それのせいで胃酸が抑制されて食中毒菌を殺せなかったんじゃないかと思われる…なんか薬のせいで散々だな…

 

この年は病院行きまくったせいか、医療費控除を受けられるほどの金額の医療費払ってたため、申請したら数千円返ってきました。たったの数千円だけどw

 

以上、鎮静剤で史上最大クラスのハッピー気分を味わえた感想でしたw

 

ああ…今怖がりまくってる出産の恐怖も、このときみたいな杞憂だったらいいけど…(^_^;)