1人目妊娠中◇バンギャで腐女子な30代前半妊婦ブログ

初めて育児に右往左往しまくるバンギャ腐女子のブログ

初めての妊娠・出産・育児で不安だらけの中、考えたことや学んだことを書いています。

無痛分娩のはずが、だいぶ痛かった…出産体験記録

妊娠後期は特にトラブルもなく、平和に過ぎたので、ネタもなく更新せずでした^^;

あ、検診の内診が痛かったくらいかなw

そんな私もついに出産し、初めての育児の忙しさと疲労でブログを更新する気になれず…

でも産後3ヶ月経った今、さすがにそろそろ記録しておかないと忘れそうなので、私の出産について残しておきます。

まず、私の出産は、無痛分娩のはずが、麻酔が一部分にしか効かず、思ったよりも痛かった!!滝汗

それでも、あれだけ恐れてた出産を、こんなどうしようもない弱メンタルの自分でも乗り越えることはでき、こうしてブログにまで書けています汗汗笑

陣痛の始まりは、早朝にやって来た…

 

■5:00

赤ちゃんがまだ下に降りてきてないため、予定日過ぎに計画無痛分娩で入院予定だった自分。

が、まだ産まれないだろうと余裕をこいていた予定日1日過ぎの早朝、軽い腹痛で目覚める。しかも、おさまらない。

 

あれ…?と思っていたら、それなりの出血が…!!

これは絶対に産まれる前兆のあれだと確信し、パニクりそうな精神を抑えながら、病院に電話。

痛みも10分間隔な気がするため、とりあえず来てと言われ、陣痛バッグを最終確認し、陣痛タクシーに電話をするがつかまらず、普通のタクシーを呼ぶ。

もう、ここまできたら、ついに始まってしまったのなら、慌てても仕方ない…流れにまかせるしかない…

 

・緊張で軽く吐きそうになりながら…病院到着

■10:00

もう慣れてきた内診で、子宮口は3センチになってる、お産進んでる、と言われる。無痛分娩にはできると言われ、とりあえず安心する。

NSTで状態確認へ。ここで、痛みは普通の生理痛並みに。

NSTの結果、入院しましょう、と言われる…! ついに、恐怖の陣痛室へ……

色々なお産グッズが入った巨大なバッグを渡され、パジャマ的な服に着替える。

 

ここで、不安がピークに達する。

ベソをかきながら、スタッフの人に泣きつく……。。

私「…あの…不安で、死にそうです…」

優しいスタッフさん「なあに~、大丈夫よお~!」

と明るく背中を叩かれ、その優しさに余計泣きそうになる…。。でも、ここで泣いたら号泣してしまい収まりがつかなくなりそうだったため、なんとかこらえた…w

(不安だ、なんてベソかけるうちが花だと後々気づくのだが…w)

 

■11:00

何度か内診をする。あまり進んでない、時間かかるかもね、今日中に産まれるかわからない、と言われる。(結果、思ったほど時間はかからなかったのだが…)

 

内診はやっぱりそれなりに痛いが、ついにお産、始まってしまったため、内診が痛くてイヤ~なんて言ってられないメンタルに…

 

・トラウマ陣痛食、登場

■12:00

昼メシの時間になる。…ここで、出る!!トラウマ陣痛食が!!ww

 

説明しよう。陣痛食とは、陣痛室の妊婦用に作られる、簡素な食事のことである。

その内容は、具無しのおにぎり、ちょっとしたおかず1品、ゼリー飲料のみ。……お気づきだろうか。そう、1食分としては、量が少ない。

その理由は、、、痛みで、メシなんて食ってられないからである、、、泣泣ウアアアアン、、、怖いよお、、w

(今でも、具無しのおにぎりとゼリー飲料を見ると陣痛室を思い出しますw)

 

食事が運ばれて来た時点で、生理痛並の痛みだった私は「なんだ、昼メシとしてはちょっと少ねぇなあ」なんて余裕こいていたんですが、、食べているうちに、徐々に痛みが強くなり、、、緊張も相まって、このとき出た肉のおかずなんて、全然食べられない!!泣おかずなんて食ってる場合じゃない、、

でも、食べないとそれもしんどくなりそうだし、なんとか味のないおにぎりとゼリーを食べる…。。

 

陣痛中では、箸を持っておかずを食べることなんてできない。そのため、具無しの質素なおにぎりと飲みやすいゼリー飲料が最適なのだ、と学んだ…。。

 

■13:00

出血が増え、痛みも増す。

ここまで、お産パッドの巨大さに(こんなデカイの必要なの?)と思い、普通のナプキンをつけていた私。ここでもナメてましたねwお産パッドは必要があるからあんなにデカイんですよw

 

・分娩室へ……!無痛処置を行う

■13:30

分娩室に移動……! ついに来てしまった、もう戻れないんだと悟る。

無痛の処置へ。無痛処置もめちゃくちゃビビって身体が硬直して変になりそうなほどだったが、背中に少し嫌な感じが走っただけで、大したことなく終わった。ああ良かった…いや、ウン、まあ、この時点じゃ本番はまだ何も始まってないんですけどねw

 

痛みが耐えられなくなったら、麻酔開始とのこと。

ヨッシャ、これで、もっと痛くなっても、今まで見てきた体験談のように「麻酔を入れた瞬間スーッと痛みが軽くなり、本当に救われました」状態にいつでもなれる準備が整った。ヨシコイ痛み。

そう思っていたこのときの私を、後にバカだったとぶん殴りたくなるなんて、このときは思ってもいなかったんですけどねwハハw

 

■15:00

強い生理痛が定期的にくるが、いつでも麻酔を入れられるんだから、と我慢する。

 

分娩台が固くて、腰痛持ちの私は横になっても座っても辛い。お腹痛いのに、寝にくい分娩台にいなければならないのが地味に辛い。

痛みの合間に、出されたおやつをなんとかたいらげる。

 

■16:00

定期的な間隔で来る痛みが、生理痛を超えた強さの痛みになってくる。声も出せず、うずくまる感じ。(まあ、まだまだ序の口なんですがね…w)

 

痛くない合間に体勢を変えたり、夫や友人に実況中継&泣き言の連絡を大急ぎで送ったりする。

隣室からは、他の子の産まれた声が聞こえる。ふにゃあああ、ふにゃあって、子猫そっくりの声だ。さらに他部屋からも聞こえる産まれたて赤ちゃんの泣き声だけが、痛みと不安に苦しむ自分の癒しだった。

もうすぐ、私も、あの声を間近で聞けるの?信じられないな、アハハ…

 

このとき、壁に貼ってあったミルクのポスターに書かれてた「オステオポンチン」(なんかミルクの成分らしい)がなんだか間抜けに思えて、痛みが来るたび壁に目をやると「オステオポンチン」「オステオポンチン」ポンチン、ポンチン…ああ、ポンチン、ポンチンって何なんだろう…という思考に集中して痛みから意識を逃そうとするww

(後々、ミルク缶の「ポンチン」の文字を見るたびに、分娩室のあのポスターを思い出すはめにw)

 

・陣痛中に発熱;

■17:00

ここで、1つめのまさかの出来ごとが起きる。陣痛室にいたときから、微熱のような症状があり、それが強くなる。

まさか、こんなときに風邪?いやそんなわけない、陣痛でおかしくなってるんだ、そうに決まってる。

スタッフに伝え熱を測ると、37.8度。やっぱり。陣痛での発熱はあまりない、と言われる。(が、後で他のスタッフに、陣痛でも発熱することあるよ、と言われる。どっちだwスタッフにより言うことが違うwこのとき、陣痛中の発熱はたまにあることよと言ってもらえてたら少しは安心できたのにw)

 

まさかの熱で、コロナ検査をされることに…泣

いやいや、まじで? これ、もし今コロナ陽性とかって出たらどうするの?病院中大騒ぎになって大変なことになるよね?私、ここで産めるの?どうなっちゃうの?泣 状態。

痛み+コロナ疑惑の不安で二重苦を味わうはめに。陣痛中に発熱することはないのか?痛みの中、ググりまくる…

 

結果、コロナは陰性だった。

やっぱりそうじゃん!やっぱり陣痛で体おかしくなってその熱だったんでしょ!コロナのせいで余計な不安を味わった。ほんとコロナくそです(^^)

 

・麻酔を投入するも…痛みが引かない!泣

■18:00

陰性の安心もつかの間、お腹は、うずくまるほどの痛みに…。

夜勤の先生が来て、ついに麻酔を入れる。

が、、、定期的にくる痛みが、減らないどころか、どんどん増す!!大泣

大勢の無痛経験者がブログとかで書いてた、痛みがすーっと消えて…なんて、一切ない!泣

 

30分後、スタッフに痛みがまったく和らがないと伝えると、「まだ麻酔が回ってないのかも、もう少し待ってみて」と言われる。

さらに30分待つ。が、痛みは楽にならないどころか、どんどん酷くなる。

 

ちなみに、無痛分娩で「完全な無痛」にならないことは百も承知している。事前説明でも、10の痛みが約3割になると聞いており、痛みが少しでもマシになればいい、程度に思ってた。

だが、痛みは1ミリもマシにならず、どんどん強まる。

次第に、笑えないほどの痛みに…

 

なぜ、麻酔が効かないのか?「無痛分娩 麻酔 効かない」などで必死にググるも、もう痛みがやばすぎて、ググるのを諦める、、

 

さらに30分経っても痛みが増し続け、これは麻酔効いてないな、と確信。再度、スタッフを呼ぶ。

 

麻酔を追加してもらう。すると、肛門あたりが麻痺したような感覚に…!

が、お腹の痛みはというと…やっぱり楽にならない!!泣泣

 

お腹より下側には麻酔が効いてるのに、なぜ、お腹には効かないのか!?

痛みのあまりうろ覚えだが、再度スタッフに、激痛が増し続けてまったく痛みが減らないと伝えても、これ以上麻酔を打つと体に悪いから打てない、的なことを言われたような…

なんで麻酔が効かないのかを聞いても、わからない的な感じだったような…

ここで、なんで麻酔効かないの!?とパニクったりスタッフに詰め寄ったりしたら、メンタルに悪そうだし、それに痛すぎて麻酔効かないことに怒ることもできない。w

 

痛いです助けてください、とばかりにスタッフに救いを求めるが、

「痛いねー、でもまだまだ序の口だよ」

と言われる、、!!

痛すぎて、まだまだである事実に悲観したりイラついたり怒ったりすることもできず、返事をすることもできず、うずくまるしかできない。www

 

とにかく、なんでかわからないが、麻酔がお腹には効かないようなので、もう麻酔に希望を託すことを諦める。

 

どこかの途中で、まだ痛みが序の口のためまともな思考と会話ができていたとき、私は呑気にも「消灯は何時ですか?私は何時に寝るのでしょうか?」とスタッフに聞くと、「いや…眠れないと思うよ」と言われる。

まだその意味がわかっていなかったおバカの私は、

眠れないって、一体何のこと?なぜ眠れないの?夜は寝たいんだけど?

と思ったが、後に、眠れるわけなんてないことを思い知るw

 

そして、痛み、どんどん増す。痛すぎて声も出ず、うなることもできない状態に。生理痛なんて比じゃない、この前の結石の痛みも比じゃない…

 

■21:00?くらい、もうわからないw

ここまで、ソフロロジー本で読んでた、息をフウーっと吐く戦法で耐え忍んでいたが、ついに、痛すぎて息を吐くこともできなくなる。先輩ママが言ってたとおり、息もできない状態に…

 

ただ、陣痛なので合間に痛くない時間があるのが救い。

必死の形相で、痛みの合間に、どうにか痛みが少しでも楽になる方法は!?とスタッフに詰め寄る。もう敬語も使えなくなる。

「ンッンッ」と言いながら呼吸をしてみて、と言われる。

痛みが来たとき、たしかにその呼吸をすると、ほんの少しだがマシというか気が紛れるというか…

それでも、

「産まれるには痛みまだ足りないね」

と言われる……

もう、そのことに絶望する余裕もなく、返事もできず、ただただ痛みに耐えながらンッンッンッンッと言い続ける……

 

分娩台横にある画面の波と数値が上がると、痛みも上がる。波が上がり始めるのが恐怖に…

 

コロナ対策のため、付き添いは誰にも来てもらえない。スタッフもずっといるわけじゃなく、いない時間のほうが多い。

痛みの波がくるたび、一人でンッンッ!ンッンッ!ンッンッ!!と言いながら耐える。

一人で、何度も何度も、痛みの波を、今まで生きてきてやったことのない奇妙すぎる声を出しながら耐える…

(ただ、ここに夫がいたとしても、痛い痛い!と訴え続けて余計パニクってたかもしれない。なんでも言える夫がいたら、麻酔が効かないと怒ってしまい余計メンタルが悪くなってたかも。一人だったから、逆に冷静に耐えられたのかもw)

このとき、先輩ママが励ましの連絡をし続けてくれたのは本当に嬉しかった…

 

■たぶん22:30頃

今度は、突然、腰にとんでもない痛みが来る…!!

腰が、ズガアアン!ズゴオオン!といった感じに痛む。まさに爆発しそうな感じ。お腹+腰の二重苦になる。

無痛分娩だ麻酔だなんて言っていたのが、遠い記憶に思える。w

 

・ついに、産まれる準備開始

いよいよ、もう何がなんだかわからない状態になる。出血も増える。ここで、ナースコールしていいのか迷ったが、押して正解だった。

診てもらうと、「そろそろ産まれるよ」と言われ、機械などの準備が始まる。

 

ああ、やっと、やっとだ、やっと終わるんだ、と安心する反面、腰とお腹の痛みはさらに強烈になる。

もっと楽になる方法はないの!?お願い教えて!!とスタッフに乞うと、声を ンーッンーッにしてみてと言われる。

たしかに、もう痛すぎてンッンッと言うこともできない中、ンーッンーッと言うことはできたため、ンーッンーッと言い続ける。

が、それでも痛いのは痛い。

もっと楽になる方法は他にはないんですか!?と聞くと、ない、と言われる。w

私はもう、ンーッンーッという奇声で耐えるしかないんだ、、、

 

生理痛の50倍+爆発的腰痛が、定期的に襲う。

痛くない休憩時間があるのが本当に救いだが、波が来るのが恐怖。

だが、波は容赦なくやってくるため、ンーーッッ!!と奇声をあげながら耐えるしかない。

恥ずかしさとかそんなことを考える余裕はない、どれだけ奇妙な奇声であってもそれを発して少しでも耐えるしかないw

ここで、もし、奇声を超えるような奇行をすれば痛み楽になるよ、と言われたら、迷わず全力でやっていたw

 

■23:00

なんかわからないが、「はい破水しましたー」と言われる。破水、何の感覚もなく終了w

 

うろ覚えだが、いきんでと言われていきみ始めたような…

激痛の中、ンーーーッッ!といきみ、息を吸ったほんの一瞬だけ、痛みが楽になる瞬間が…!

色々と限界突破しそうだったが、この、息を吸ったほんの一瞬の楽な瞬間を感じると、まじでやばすぎるけど、この一瞬の楽が毎回あるなら、なんとか、なんとかかんとか乗り越えられるかもしれない、と思う…!

 

■23:30 産まれる15分前

この、産まれるまでの15分だか20分だかがとてつもなく長く感じた。

痛い波が来たら、レバーを握っていきむ!

 

幸い、お腹より下には麻酔が効いているため、そのあたりの痛みがないのが本当に救い。

いきみ方、よくわからないが、なんか力を込めていきんでみると、上手、と言われる。合ってるのかよくわからないが、いきみ続ける。

 

「終わっちゃえば痛みはなくなるから」と言われるが、終わった後のことなど考えられない、とにかく今を乗り切ることで精一杯。

 

ついに「あと4回いきみで産まれる」と言われる。

あと4回、あと4回………あと4回もあの激痛に耐えるなんて恐ろしいが、あと4回、あと4回と言い聞かせ、波を乗り越えていく。

このあたりで、先生と追加スタッフが登場。

ああ、いよいよ、いよいよ、いよいよ産まれるのね……

 

会陰切開する、と言われる。大勢の先輩ママが言ってた通り、もうどうでもいいから早くして早く切って!という感じww

半分パニックだが、完全なるパニックに陥ることはなく、まだ正気は残る。

あれだけ恐れてた切開は、カッターでなぞられる程度の痛み。w腹部と腰の痛みに比べたらどってことないw

 

暑い、暑い、そして痛い、痛さをこらえるために歯をくいしばっているため、アゴまで痛い。

顎関節症で痛い目にあったことのある私は、ここでアゴまでいかれたらまじでやばいと思い、くいしばりは控えようとするもそれも難しい。

アゴがいかれないことを祈りながら、耐える、いきむ

何度も言うけど、麻酔が効いてる膣と肛門周りは痛まないのが救い

 

そして、もうあと何回いきむのかも忘れて、いきんだ瞬間、色々なことが猛烈な中、

「見て見て!!!」

と言われ、下を見ると・・・

 

血液まみれの、赤子が・・・!!!!!!

 

えっっ!?!?

 

オギャー!!ゴボゴボ!オギャー!

 

泣いた!!!赤子が、泣いてる!!

 

羊水を飲んじゃってて、なんか溺れてるみたいな泣き声だけど、泣いてる!

腹の中に10ヶ月もいた生き物の声を、初めて聞いた瞬間!!!!

 

そして、赤子、保育器に乗せられた!

 

なんと、私のほうに顔を向けて、私の顔を、じっと見てる!!

 

たまたまこっちを向いてたのかもしれないけど、とりあえずこっちを向いて、しかも、目まで合ってるようだ!!!

 

不思議そうな、キョトンとした顔でこちらを見る赤子。

私も、不思議そうな顔で赤子を見る。

 

産ま、れた・・・!!!

 

そして、後処理が始まる。ここからは、ここまでの壮絶さに比べたら大したことない工程w

 

胎盤を出すため、お腹をめっちゃ押される。まあまあ痛いが、赤子のほう見ててねと言われ、そっちに意識を向けて耐える。

 

赤子と見つめ合う。とてもかわいい……

 

ただ、まだ色んな痛みはあり、アフッアフッとかヒーヒーとか変な声を出しながら乗りきる。w

 

恐怖してた縫われる工程は、怖いからほとんど見ないようにして乗り切った。

縫われる痛みは、ここまでの痛みに比べたら大したことない。 なんか、とんでもなく太い糸だか針だかがチラチラ見えたような気がしたが、最後まで見ずに終えるw

体がぶるぶるガタガタ震え始める。色々と酷使しすぎたことによる謎の痙攣。しばらくすると治まった。

 

・初めての出産、無事終了!!

そして、後処理が全部終わり、ついに、赤子を抱く瞬間が……!!

腕に乗せられた赤子は、小さい、本物の人間の触感。ほっこり…………

私の顔を、まん丸の目で覗き込もうとする赤子。目がくりっとしててかわいい。私なんかの顔を、首を上に向けて不思議そうな目で見てくる赤子が、かわいくて尊すぎて、うん、本当に尊い尊い……

 

写真を撮ってもらう。

危なかったのが、スマホの充電が切れる寸前だったこと汗 抱っこする前にも残りの充電がギリギリあったため、貴重な生まれたて写真をなんとか撮ることができた。

そんな余裕ないかもだけど、充電が切れないようにしとくの大事…

 

そして、しばらく赤子と2人きりに。軽く放心状態の中、夫とビデオ電話し、なんとか写真を送る。

 

スタッフが来て、赤子は別室へ。色々説明を受け、分娩台から降りる……!

 

ああ、全部、終わった。妊娠と出産が、全部全部おわったんだ……!

先ほどまでの壮絶さが、嘘のように静寂になった分娩室。笑

分娩台から降りる。降りられ、自分の足で歩けたことがすごい、なんだか奇跡に思える…… 

さらに、トイレもいけた。すごい…

「あら、すたすた歩けてすごいね」とスタッフに言われる。色々ととんでもなかったが、分娩には何の異常もなく時間も平均並みで、歩くこともできた自分。

しぼんでたるんだお腹がなんかすごい。あんなに大きかったのがうそのよう…

 

部屋に行き、就寝。これにて、私の初産は終了…!!よくやった!!達成感に包まれながら寝た。

 

いきむときは、下に向けていきむほうが多少楽だった。体を上に向けたり、痛さを逃そうと頭かきむしったりするほうが余計痛かった。

 

痛かったけど、赤ちゃんがすんなり出てきてくれたのが、本当に良かった……!!(ToT)

あれが、お産が進まなくて陣痛が長く続いたり、痛みピークのとき出てくるのにもっと時間がかかったらと思うと…(TT)

たぶん、この母体はそんなことに耐えられないと赤子が察したためスムーズに出てきたのかもしれないw

 

あとは、タイミングも優秀すぎて、なんて親思いの子だろうって笑

楽しみにしてたオンラインイベントを堪能した翌日、しかもきっちり平日の朝、病院の通常診察開始時間にちょうど向かえるくらいの時間に陣痛が始まるなんて、これ以上ないくらいのベストタイミングで産まれてきてくれました(TT)

 

・超絶ビビリの自分でも、麻酔の効きが悪くても、乗り越えられた!

いきみながら、自分なんかが産んでいいのか、というか、まさか自分がこんな、分娩台でいきむことになるなんて、自分なんかが出産をすることになるなんて信じられない、という思いに襲われました汗

 

まさか、麻酔があまり効かないのは予想外だったけど汗笑

麻酔足してもお腹腰の痛みが減らなかった理由を病院に聞いたけど、そんなケースもある、的な感じで汗 原因ははっきりとは言えないそう…

 

いや~、無痛分娩でも怖い~なんて言ってた産前の自分は、本当にバカでしたねww怖い~不安~なんて言えるうちが花だよwナメてたなあ本当にwオマエ、麻酔大して効かないよなんて産前の自分に言ったら発狂するでしょうねww

でも、それでも、こんな豆腐メンタルの怖がりのどうしようもないくそみそメンタルの自分でも、乗り越えられたのは事実だから、1つの自信にはなったかな…!

 

産前の私は、出産て、どんなにしんどくても乗り越えるしかないから、死ぬほどしんどくても乗り越えるしかないから、「乗り越えられるよ大丈夫」なんて経験者の言葉は信じられない!死ぬ思いをするのに、大丈夫なはずないのに大丈夫なんて言う経験者の話、怖い!(TT)と思ってたけど、

それでも、そんな風に思ってビビりまくってしにそうになってた私でも、(異常のない出産だったこともあり)自分で乗り越えた!感があるので、うまく言えないけど…

どれだけ怖くても、自分で、乗り越えられますよ!ってこと!ww結局、先輩経験者たちと同じ言葉になるww大丈夫、乗り越えられる!みんな乗り越えられるから、大丈夫!wやっぱり、先輩と同じく大丈夫と連呼するしかないww

 

そして、睡眠不足等々の怒涛の育児に直面している今、怖い~不安~なんて言ってられない状況になった私ですが笑 

(これも、産前は脅されてる感があり聞くとイラっとしてたことだけど、産んでからが大変ってのは本当だった笑)

まさか麻酔が中々効かなくて、そして始まった育児があまりにもここまでもう色々色々とまあ一言でいうと大変だなんて、まあ、ほんとに、経験してみないとわからないですね!笑

 

怒涛すぎる入院中~退院、帰宅~新生児育児スタートも書きたいことが山ほどあるので、赤ちゃん寝てる間に書きためてまたアップします笑

 

■陣痛中、あってよかったもの

iPod

・なんでもいいから飲み物(近くに自販機があったとしても買いに行く余裕ない)

 

色々用意していったけど、ペットボトルストローやテニスボールを使う余裕なんて微塵もなく終了しましたよw

入院中に暇かもと思って文庫本持って行ったのは、本当にバカでしかなかった笑

それでは、また次更新までに時間かかると思いますが、生きてる限り更新するのでまた!w