1人目妊娠中◇バンギャで腐女子な30代前半妊婦ブログ

初めて育児に右往左往しまくるバンギャ腐女子のブログ

初めての妊娠・出産・育児で不安だらけの中、考えたことや学んだことを書いています。

ゆる妊活開始から5ヶ月→まさかの妊娠した→結婚もしたw

■大ゲンカからの妊娠発覚

大体1年は妊活してみて、それでできなければ、また不妊外来に行こうかどうか考えてみよう。

1年後には32歳になっている。何だか恐ろしいが、まだ35歳のリミットまでは時間あるし…そう思い始めていた。

 

が、まだ結婚を渋る彼に、だめと言われるとしたくなるをこじらせまくった私は、またもや詰め寄ってしまった。

そして、結婚とは無関係なささいなことで長年の交際ベスト3に入るほどの大ゲンカをし、お前なんかと結婚できるわけない、もう別れる、と言い放たれてしまう。

 

が、救いだったのは、彼がもう出ていくと言いながらもすぐに出ていく気配はなく、2日後にはほぼ仲直りできたこと。完全に愛想をつかされる寸前でギリギリ回復したかんじだった。危なかった。w

結婚前とかって、やっぱり揉めやすい時期でもあると思う…。あ~あ、大変だなあ人間ってw

 

仲直りしたものの、大ゲンカ後は悲観が止まらなくなった。

30過ぎにもなって自分何やってんだろ、もう生きててもしんどいことしかないし、結婚のタイミングも合わないし、なんか色々どうでもいいかも。

 

そんな状態になった私は、コロナ騒動以来控えていた酒場に出向き、酒に溺れることに決めた。誘えそうな友人はというと、新婚や育児で忙しいorコロナ怖いで、ほぼ皆無。1人、飲み屋へ。

どうせ生きてたって楽しいことよりしんどいことばっかなんだから、コロナなんてこわくねえや。

1回やなことがあったからって全部が嫌になる、おバカ女のヤケだった。

 

この頃、生理予定日が近づいていた。

ふと、これもしも妊娠してたら、超初期だとしても酒ってあんまり良くないよな。店内にタバコ吸ってる人もいるし…。と、酒を片手に思い始める。

 

もういいや帰ろう、念には念をで、深酒は生理きてからにしよ…そんな気分になった私は、飲んだくれるつもりが数杯だけ飲んですぐ帰った。この選択は正解だったと後でわかる。w

 

翌日。

もう妊活も大変だし、タイミング合いそうなときにできたらでいいや、ということにとりあえずしよう。なんかもういいや。結婚結婚言うのもとりあえず今はやめて思考停止しよ。

そう思い始める。

 

さらに数日後、生理予定日を過ぎても生理はまだこない。

基礎体温はつけており、そろそろ低温期になってもいいはずなのに、高温期のまま。

この日は週末で、私はまたヤケ酒をしたい気分だった。

まさか、そんなすぐ妊娠なんてするわけない。でも生理こないし、なんだかハッキリしない。

勇気出して検査してみよう…できてないのを確認してから、心置きなく酒に溺れよう。

 

そう思い、飲酒のお墨付きを得るために何の期待もせず妊娠検査薬を使った結果、妊娠していた。

 

まじで…

今回こそはできてるかもって期待満々で検査薬したときはできてなくて、何の期待もせず検査したらできてるなんて…

妊娠したら高温期のままって、まさにそうだったんだな…。

あのAMH検査から8ヶ月後に、自分は妊娠したんだ…。

 

いざ陽性反応を前にすると、嬉しいような気持ちと動揺と、今後へのまた別の焦り不安が怒涛のように襲い、喜びとも何ともつかない気持ちになった…

 

妊娠前の症状には、こんなものがあった。

・生理前とまっったく同じ下腹部の重だるさ

生理予定日付近に、いつも生理前にくる下腹部の重い感じがあり、ああこれ確実に生理くる前のあれじゃん、今月もできなかったんだな~と思った。が、翌日も翌々日も生理は来なかった。

私の場合、生理前の鈍痛なのか、妊娠初期関連の痛みなのかどうか、見分けるのはムリだったと思う^^;

 

・うつぶせになったときの胸の痛み

うつぶせ時、押しつぶされる胸がいつもと違い、妙に痛かった。もしかしたら、初期の胸の張りってやつだったのかも。

でも、それが妊娠前のものとはみじんも思わなかった。

 

・おりものが多い気がした

いつも生理直前はそんなにおりものは多くないのに、妙に多い日が2、3日続いた。が、これもおりもの多いときってあるし、見分けるのは難しい…

 

これらは、どれもいわゆる妊娠初期症状に当てはまっている。が、これが妊娠による症状だったとしても、経産婦じゃないし、見分けるのは難しかった。

後になってから、そういえば、っていうレベル。

 

■あっさり結婚

こうして、動揺しながら婦人科でも妊娠を確認した。

超音波写真には、豆粒みたいな黒い影が…ま、まままじか、これがそうなのか…ちっちゃ…!

 

案の定、彼も驚き動揺しつつも、子どものできる行為を排卵日付近にしたことはわかっているので、w喜びも感じたようで、入籍することに。

彼が結婚を渋っていた理由の1つ、貯金が少ない問題は、妊娠したなら生まれるしかないので、まあがんばって貯めていこう、となった。

 

■次々出産する友人たちを見て、絶望し焦りすぎていた自分

旧友たちが続々と結婚出産し、気軽に飲めるどころか会える友達も次々減っていく。

 

多くの女性が体験するであろうこの状況に、私はずいぶんと影響され、メンタルをじわじわとやられた。

 

かつてヴィジュアル系バンドへの愛を共に語り、ライブで共に首を振り回していたバンギャ仲間に会うと、育児疲れ話と子どもかわいい話オンリーになった。

 

エロ話やアングラ話に花を咲かせていたヲタ友飲み友は、子どもできてからはエロもグロも受け付けなくなったと言う。

もちろん、環境によって人の嗜好が変わっていくは当然のことだ。

 

そんな友人たちにたまに会いたくても、育児の合間を縫って時間を作ってもらうのは至難の業。そもそも、結婚で遠くに引越した子も多い。

それならオンラインで話そうと思っても、夫に会話聞かれたくないからできない、時間が合わないなど、何やかんやでオンライン会話も難しい…

 

気づけば、いまだにFC入ってライブ行って新曲買ってるV系命なギャは私だけ。

ゲームやアニメから足を洗う者が何人も。

友人たちは結婚や子どもというステージに立ってるのに、私は…

 

V系もゲームもお酒も、変わらずずっと楽しい。

が、大人になるにつれ、ありがちなそんな状況になり、私は劣等感をつのらせた。

何かに追い立てられるような焦りがどんどん強くなった。

 

出産しました!報告と、新生児の輝かしい写真が届くたび、

お前はだめだ、彼氏とも停滞して問題山積みだし、小説家になりたい夢も叶ってないし、お前は劣っている。

そんな風に言われているような気がした。

 

結婚出産した友人たちの放つ、あのキラキラが自分にはない。

完全に、隣の芝生は青い状態にとらわれていた。

あれがない自分は不幸でこれからも一生不幸なんだという思いに襲われた。

がんばって育児している友人たちのように前向きに頑張れず、すぐに絶望しいじける自分に絶望していた。

なんで自分はこんなにだめなんだろう、なんで友人たちみたいにうまくいかないんだろう。

ずっとそんな感じだった。

 

でも、頭ではわかっていた。

友人たちには、自分より少し先に、結婚などのタイミングが来ただけ。人生のイベントがみんな均一に同じタイミングで来るわけはない。

それに、結婚出産した人たちには、その人たちなりの苦労が必ずある。

外からは幸せそうに見えても、実際はそうとは限らない。

 

わかっていたのに、育児疲れでボロボロと言いながらも、自分とは異なるステージで輝いて見える友人が眩しくて、自分とは違う生き物に見えた。

育児中の友人に、自分がうまくいかないグチを当てつけのように話してしまったこともあった。そんな私の話を、子育てで大変な友人は聞いてくれていた。今更の反省だが、ひどいことをしてしまった…。

 

本当に私は、ムダにネガティブになりすぎていた。

人生は全部人それぞれだし、そんなに劣等感を感じることはないのに。w

このマイナス思考なんとかしたい、と今も思っている。w